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第23回全日本一輪車マラソン      2008・平成20年5月4日


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           砂塵を通り抜けてゴール


 
大会前日、5月3日・11時〜13時、千曲橋下にて救急法講習会を開催。 日本赤十字社長野県支部・救急法指導員・小林武夫氏の指導により応急手当と AED(自動体外式除細動器)の取り扱いについて40名が受講。 5月3日・13時〜15時、全長10kmのコースを選手と関係者全員で整備、清掃。 23回大会は競技時間を3時間に短縮して5回目となる。 ゴールでの転倒は5回連続のゼロ。救護の治療ゼロ。 21回大会からヘルメット・膝あて・手袋を全員が着用。 フリークランクで14回目、06:00は青空・微風の好条件。 この天候なら42.195km男子は1時間20分台、女子は1時間30分台の大会新かと 思われたが、08:00のスタートから風が強まり、一時間後の09:00から強風となった。 本部の千曲橋河川敷では突風に巻き上げられた砂塵が舞い、 09:55には本部テント二張りのうち、橋下を通り抜ける風の道に当たった一張り を撤収。 競技後半の風に耐えて42.195kmをSub-2(Sub Two-Hour・2時間切り)で走りきっ た選手は計11名(700C・7名、36インチ1名、24インチ3名)。 17回は37名、19回は6名、20回は29名、21回は26名、22回は22名。 Sub-2には届かなかったが自己記録更新は14名(M6+W8)。 好天なら確実に25名ほどがSub-2の栄光に輝いた筈だ。 風の強さの考察として、今回のSub-2は11名、オーバータイム14名だが、 渦巻く突風が吹き続いた19回大会のSub-2は6名、オーバータイム28名。 この数字から今回の風は19回大会ほどの強風ではないことが判る。 「今回の悔しさをバネにして次回のSub-2は30名を越す」との予想が聞こえる。 恒例となった競技終了後の集合写真撮影は、「Sub-2選手」、「フル選手」、 「ハーフ選手」、「全員集合」の4枚だが、砂塵の合間を待ってシャッターを押した。 フリ―車種男子6名(700C・5名、36インチ1名)出走。全員がSub-2。 総合表彰6位までこのクラスが並んだ。 1位・菅原裕太、1時間39分23秒(静岡・高2) 。 菅原の20km通過は前大会の大会新・1時間32分47秒の20km通過タイム・43分57秒より 3分24秒と大幅な遅れとなり、ここで記録更新の望みは消えた。 結果は自己の大会記録まで6分36秒の差。 2位・和泉田大樹、3位・田中優行、 4位・庄治海渡、5位・桜井雅崇、6位・瀬戸将貴。 4位〜6位は初入賞。 桜井は一人だけ車輪径36インチで11回目のフル完走だが今回の風には127ミリのクランクが効いた。 700C・5名のクランク長は50ミリが3名、65ミリが1名、114ミリが1名。 尚、114ミリは変速ギヤ付きの一輪車である。 フリ―車種女子700C・2名出走。2名ともSub-2。 1位・田中絵美、 (大阪・八田荘・25歳)・1時間49分31秒、フル完走8回目で初の総合優勝。 大会後に田中敏夫氏からのeメールには「絵美は大会一周間前に転倒して、右膝裂傷、 右肩擦り傷、頭を打撲してヘルメットがヒビ割れ、記憶障害のため救急車で病院に運ばれました。 大会は気力と根性で走り抜きました」と。このEメールにより表彰式の時、膝プロテクターを外した部位に 応急手当にしてはガーセが綺麗に貼り付けてあり、不審に思った疑問が解けた。 2位・瀬戸澪奈(静岡・三島・中3)。両者とも700Cでの出走は初めて。 ヘルメットは、強い衝撃を受けると外見に異常が無くても衝撃吸収機能が低下して いるので再使用してはいけない。又、「ヘルメットの頑丈さだけを強調して衝撃吸 収機能を備えていない物」や「型だけ真似た廉価品」を選んではならない。 女子24インチ出走29名、3位までSub-2(20回・17名、22回・8名)。 1位・森崎里菜(大阪・八田荘・中2)1:53:35で2年連続の24インチクラス1位。 2位・平尾司(八田荘・小6) 3位・末次桃子(八田荘・小6) 4位・藤岡悠乃(八田荘・小6) 5位・中島遥(大阪・中2)はSub-2に届かなかったが自己新記録。 24インチのクラスでは4位までが総合入賞。 入賞は逸したが自己新記録は、 6位・中島瑞紀(大阪・小5) 7位・加藤遥夏(静岡・三島・中1) 総合表彰6位まで八田荘5名が並んだ。 オーバータイム5名   男子24インチ出走27名(21回34名)、残念ながらSub-2はいない(22回は4名)。 クラス新記録は30〜39歳クラスの高橋馨(富山・31歳・フル完走12回)・2時間9分33秒。 これまで、このクラスの記録は2時間14分だが、これより年上の40〜49歳クラスは 2時間8分であり、長年にわたり記録の逆転現象が続いている。 今回も逆転現象は解消されなかった。 気象条件が良ければ高橋には30歳台で初のSub-2の可能性があった。 オーバータイム5名。 20インチ女子16名出走。森崎沙也佳(八田荘・小5)・2時間9分44秒。オーバータイム3名。 20インチ男子6名出走(22回は2名)・オーバータイム1名。 表彰は総合男女6位までメダル、完走証と喝棒はクラブ毎に代表選手に渡した。 ペプシコ―ラからBOSS&ペプシのTシャツを贈呈。

42.195km・出走86名。 700C・8名(W2+ M6)、24インチ56名(W29+M27)、20インチ22名(W16+M6)、              24インチのスタート完了時間は、<20回・43秒・落車2名> <21回・40秒・落車2名>。            リタイヤ・0、  オーバータイムは20km地点で8名、ゴールで6名。               オーバータイム計14名(M6+W8)。22回大会は2名。 20km・出走50名    (14回114名、16回78名、18回62名、20回81名、22回63名)。             24インチ24名(W19+M5)、20インチ26名(W20+M6)、オーバータイム2名、リタイヤ1名。               パンク1 ( 7回〜22回は0 )。ゴールでの転倒者ゼロを記録(19〜23回)。 エントリ―  計144名    42.195km・88名(W48+M40)、  20km・56名(W44+M12)。 参加県     群馬、栃木、富山、東京、千葉、静岡、神奈川、愛知、大阪、和歌山、長野。   計11。 コ―ス   長野県・千曲川サイクリング道路・10km区間を周回。    警備員   ガードマンは冠着橋交差路3名・本部南坂道2名。 気 象     晴れ、スタートの午前8時は弱風。1時間後に強風。本部は突風か襲い砂塵が舞う。       9時55分には本部テント二張りのうち、風の道に当たった一張りを撤収。 気 温    7時17度、8時20度、9時23度、10時27度、11時27度。    大会資料  プログラム・A4・104頁(カラー表紙、カラー8頁)、      2006年、2007年に二回行った100km記録の結果を掲載。 記録表    A4・6頁。21回大会から記録表へ20kmの通過タイムを掲載。     20kmランキングへも20kmの通過タイムを掲載。 1回からのプログラム全巻は国会図書舘へ収蔵。  分類記号ZF21、 請求記号z7b607、 ID:101760  以上

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