第25回全日本一輪車マラソン  2010年5月4日 08:00 スタート     TOP画面













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結果  第25回 全日本一輪車マラソン  2010・平成22年5月4日   

日本のスポーツ一輪車は、1978年、ハルペン・ジャックの東京横断から始まり、1986年に「第1回全日本一輪車マラソン」
を開催。

ここから2007年の第22回大会まで、迫力ある記録の更新が続いた。2007年の第22回大会は4回目の記録更新のピ
ークであった。世界最高峰を目指して走り、それを達成した期間は2002年〜2007年である。

この間に、一輪車は、子供達の心身の発達に大きな効果があると認められ、日本の津々浦々まで普及したが、今、
スポーツ界は苦境にある。趣味の多様化、少子化と過保護、2008年のリーマン・ショックによる「100年に一
度の経済不況」が重なった。

今回、25回大会の参加者数は、1999年・14回大会の40%まで減少した。参加者の減少に比例してここ数年は
大会のレベル低下が続いている。

25回大会は、8時のスタートから11時の競技終了まで、晴れ、無風。2大会連続で過去に例がない絶好の好気象に
恵まれた。気温は8時・17度(前年は11度)、11時・27度(同20度)。

42.195kmの結果は、6クラス全部が大会記録へは遥かに及ばず、大会のレベルは一段と低下した。6クラスとは、
<フリー車種男・女>、<24インチ男・女>、<20インチ男・女>である。

6クラスの記録は、大会記録から大幅に遅れて、フリー車種男女は4分、他の4クラスは5分〜17分遅れである。気
象条件は最高だったが記録は過去に例のない低レベルであった。
不振の原因を「急激な気温上昇」と言う選手がいたが、今回の気温17度〜27度は想定内であり、言い訳にはならな
い。これまでには30度を越えた時にも記録を更新した。

42.195kmの低レベルとは対象的に、20kmは次回の走りが期待される内容だった。
今回の20km・4クラスは41名が出走。20名(49%)が1時間10分を切った。2005年には今回の二倍の81名が
出走したが1時間10分切りは僅か12人(15%)。今回、20kmを走った41名の半数以上が次世代の選手として42.
195kmへ挑戦する。新しい波に期待したい。

フリ―クランクで17回目、42.195kmを2時間切り(Sub-2)で走りきった選手は計13名(700C・7名、
24インチ6名)。
(17回37名、19回6名・強風。20回29名。21回26名。22回22名。23回11名(強風)。24回18名)

フリ―車種男子 ≪ 大会記録・1時間32分47秒  2007年 ≫
700C・3名出走。全員がSub-2。1位・田中優行 (大阪八田荘・26歳・クランク50ミリ) ・1:37:52。
2位・藤井壮也(大和・中1・75ミリ) ・1:43:52。3位・千葉慎吾・60ミリ。

フリ―車種女子  ≪ 大会記録・1時間40分03秒  2007年 ≫
700C・5名出走、4名がSub-2。オーバータイム1名。1位・瀬戸澪奈(静岡・三島・高2・クランク60ミリ)・1:44:12。
2位・森絵美 (大阪八田荘・27歳・53ミリ)。3位・中島瑞紀・60ミリ。4位・松木明日香・80ミリ。

24インチ男子  ≪ 大会記録・1時間40分52秒  2003年 ≫
出走31名(21回34名、23回27名、24回27名)。4位までSub-2(22回4名、23回0名、24回3名)。
1位・末次悠馬(大阪・八田荘・小6・クランク60ミリ)・1:55:10。2位・袴谷悟史(名古屋・高1・60ミリ)。
3位・藤井敬彦(大和・高1・65ミリ)。4位・西尾直也(大和・中2・65ミリ)。5位・鬼頭直巳(名古屋・中1・60ミリ)。
オーバータイム6名。

24インチ女子  ≪ 大会記録・1時間44分03秒  2005年 ≫
出走16名、(20回・17名、22回・26名、23回29名、24回21名)。2 位までSub-2 。  
1位・森崎沙也加(大阪八田荘・中1・クランク55ミリ)・1:50:27。2位・植木春菜(八田荘・小6・60ミリ)・1:57:58。
3位・山田麻由美(清水・中3・76ミリ)。4位・森真奈美(清水・高2・63ミリ)。オーバータイム1名。

20インチ・女子 ≪ 大会記録・1時間56分57秒  2002年 ≫
出走18名。1位・浜川愛子(大阪八田壮・小6・クランク60ミリ)・2:10:45。2位・山田季樹(清水・
小3・63ミリ)・2:15:45。3位・山田茉鈴(大和・小6・50ミリ)。4位・加藤陽都(三島・小4・60ミリ)。
オーバータイム2名。

20インチ・男子  ≪ 大会記録・2時間05分08秒  2006年 ≫
出走4名。1位・西野崇史(大阪八田壮・小5・クランク55ミリ)・2:22:47。2位・多田創一朗(三島・小5・70ミリ)。
3位・西尾拓也(大和・小6・70ミリ)。オーバータイム1名。             

自己記録更新は、男子31名中の14名、女子は35名中の20名で、毎回、女子が優勢。

  表彰は総合男女6位までメダル、完走証と喝棒はクラブ毎に代表選手へ渡す。
  ペプシコ―ラから参加者全員へ完走賞を贈呈。

☆	競技規則の追加
No21 「競技中に、落車、又は、降車したら、その場所から乗車すること」。
No22 「42.195kmの補助付きスタートはスタートシードから外れて、最後尾からスタートすること(26回〜)。
「フリー車種は補助無しでスタートすること。フリー車種の補助付スタートは失格」。
☆ 大会前日の5月3日・13時〜15時、10kmのコースを選手と関係者全員で清掃。
☆ 25回大会は競技時間を3時間に短縮して7回目となる。

42.195km・出走77名。 700C-8名(W5+ M3)、24インチ47名(W16+M31)、20インチ22名(W18+M4) 
        オーバータイム 20km 5名(M3+W2)名、34km 2名(M1+W1)、ゴール4名(M3+W1) 
                          リタイヤ・0

20km・出走41名 (14回114名、16回78名、18回62名、20回81名、22回63名、24回38名) 
            24インチ19名(W12+M7)  20インチ22名(W13+M9)   リタイヤ・1
              パンク0 ( 7回〜24回は0 )

エントリ―   計122名    42.195km・79名(W40+M39)、  20km・43名(W25+M18)

参加県    群馬、栃木、富山、東京、千葉、静岡、神奈川、愛知、大阪、新潟、長野、  計11県

コ―ス      長野県・千曲川サイクリング道路・10km区間を周回

警備員(ガードマン)配置は冠着橋交差路3名・本部南坂道2名

気  象     晴れ、無風       気温 8時17度、  11時27度、 

大会資料    プログラム・A4・116頁(カラー表紙、カラー8頁)

2006年、2007年に二回行った100km記録会の結果を掲載

やまと一輪車競技大会の「ランキング& 13回大会記録表」を掲載

記録表     A4・6頁   5月4日、12時発行・配布      

21回大会から記録表へ20kmの通過タイムを掲載

1回からのプログラム全巻は国会図書舘へ収蔵 分類記号ZF21、請求記号z7b607、 ID:101760          






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